05/26
今年も行ってきました!
早いもので5月ももう終わり…
新年度が始まってから一か月半。早いか遅いかは人によって様々だと思いますが、今年もこの季節がやってきました。
さっそく捕まえましたね。
そう、海の実習です!
毎年神奈川県の逗子にある、天神島臨海自然教育園で二年生が行う海の実習。
磯での採集を通して無脊椎動物の体の仕組みや生態などを学びます。
事前に学校で採集用の道具を作ったり、潮の満ち引きの仕組みについて学びましたが、当日の朝も海に入る前にもう一度実習時の注意点について確認します。
天神島をご自身のフィールドとし、長年携わっていらっしゃる先生です。
先生は磯で行動する際の注意点から生物を観察する時のポイントまで、たくさんの事をお話ししてくださいました。
そしていざ海へ!
実習の行うのは大潮と言って、特に海の潮が引く日を選んで行います。
海底の岩がむき出しになっている所から太ももくらいの水深がある所まで様々な場所に生き物たちは身を潜めています。
磯は初めてという学生が多く、砂浜との違いに戸惑っている様子もありましたが、それぞれが色んな生物を見つけてきてくれました。
実は下の二種類は毒を持っている魚です。
こういった有毒生物も海の生き物には多く、注意して行動しなければいけません。
実習の日はとてもよく晴れていて、この他にもムラサキウニやテッポウエビ、イソガニ、マナマコ、アメフラシなど40種類以上の生物を見ることができました。
採集した生物のレクチャー中。ヒトデやウニの口と肛門がどこにあるかわかりますか…?
ヒジキやフノリなどお馴染みの海藻も天神島に生えていました。
次回七月に実習を行う時は、もっと成長した大人のタコがいるはずです。
大人のタコは動きも素早く、力も強くなっていますから、それをどうやって傷つけずに捕まえるか…
それが次回の課題です。
今回の経験を活かしてタコを捕まえる事ができるでしょうか?
その結果はまたブログで報告したいと思います。