06/04
飼育科です
今年度初の飼育科からの記事です。
お待たせいたしました。
満を持しての初投稿は…
海実習です。
毎年二年生で行う海の実習。五月最後の水曜日に行ってきました。
前日まで天気予報はあいにくの雨。しかも現地では雹が降るかもしれないという話で、先生や学生たちはドキドキしながら実習地である葉山の天神島へ向かったのでした…
しかしいざ磯へ行ってみると、上の写真のように快晴!雲ひとつない日本晴れ!
この日は午前中に最も潮が引く時間が終わってしまう為、ゆっくりはしていられません。
時計とにらめっこしながらの採集です。
岩の隙間や波間に漂う海藻など、思いがけない所に生き物たちは潜んでいます。
こんな時の学生の集中力は素晴らしい!
次々に生き物を見つけて行きます。
採集したのは一時間半ほどでしたが、それでも沢山の生物たちを見つける事ができました。
もちろん実習の目的であるタコの捕獲にも成功しました!
磯の生き物でも特に頭のいいタコの捕獲は難しいんです。
捕まえた生物は皆で観察をして、また海へ返す…そこまでが毎年の実習でしたが、今年は新しい事にも挑戦しました。
魚のおろし方講座~!
え?と思われたかもしれませんが、動物の餌を作る時に包丁は必ず使う物なんですね。
特に水族館などでは一日に大量の魚をさばかなければなりません。
魚の解剖は授業で経験があっても、三枚おろしは初めて、という学生がほとんどでした。
悪戦苦闘しながら何とかおろし終え、最後は皆でおいしくいただきました。
自分でさばいた魚の味はまた格別です(沢山手伝って頂きましたが)
ちなみに。
採集した生物は全て元いた場所にリリースしています。
学生がさばいたのは漁師さんが朝水揚げしてくれた物です。
お天気に恵まれた第一回海実習は無事に終了しました。
次回は七月です。
そして飼育科ではこれからも沢山の行事が目白押しですのでご期待くださいね。
どんどんアップしていきます!