05/18
(株)青山ケネルス吉澤社長、大宮校でトークセミナー
(株)青山ケネルス(旧名:(株)青山ケンネル)の社長であり、シモゾノ学園の理事でもある吉澤英生氏より、大宮国際動物専門学校の教職員を対象にトークセミナーがありました。
そこで私もお話を聞きに潜入!^^
この方が吉澤社長です
この日は、動物(犬)に携わる私達がどのような人間にならなければいけないのか、社長の静かでしかし熱い思いを語ってくれました。
かねてより吉澤社長は、犬に携わる人間の人格、品格を追求しご自身の会社ではスタッフの育成に心より取り組んでいます。
犬というのは
「飼い主が世界で一番偉いんだ。その次はボクだ!」
と思っている。
だから犬と接するみなさんはプライドを持って接してあげなければ、犬がかわいそうです。
犬はプライドを持って生きている飼い主を尊敬するのです。
そして飼い主に一生懸命近づこうと頑張っている。
犬にバカにされない生き方を、
犬に恥じない生き方を心がけてもらいたいのです。
・・・そうか〜
犬というのは人間を一心に見て生きている動物なんだということを
あらためて思い直しました。
いろんなエピソードを話してくれます。写真まで^^
秋田犬を飼っている大宮校事務局の香月さん(右)
声も顔も美しい松原さん(左)
犬というのはやけに人間に似ている。
容姿外見から性格、性質までいろんな人間がいるように、犬もたいてい何でも揃っている。
人間の子供に教育が必要不可欠なように、人間と共に生きる犬には人間による教育が不可欠なのです。
だから犬と接するあなた方は、常に品格を持って犬と接してください。
品格のある犬を育てるかどうかはあななたちにかかっているのです。
よく教育された犬は、周囲から愛され、周囲を幸せにする。
品格と人格の揃った犬界の人間はいるか?
残念ながら日本では見たことがない。
だからあなたたちがならなくてはいけないのです。
・・・そうだよね。
犬は飼い主のパーソナリティをそのまま反映するものね。
犬と共に暮らしていくのは、簡単に考えたら大変なことになるんだなぁ・・・
実はものすごいユーモアがある社長^^
とにかく言えることは、吉澤社長がとても人間くさい人間だ、ということ。
正直に人間らしく生き、謙虚な努力を欠かさない人だから、なにも隠す必要がないのだ。
穏かなその顔、その口調の下には、長年の思いと考えが蓄積されている。
戦後の何もない時代を駆け抜け、
一から犬界を作ってきたそのバイタリティと人間性に、私達は何かを学び取るチャンスが身近にあることに興奮を覚えたひとときでした。