学校法人シモゾノ学園の理事長兼校長。動物が生きる喜びをかみしめることができる社会、人と動物が本当の意味で共存共栄できる社会を目指す愛犬家。
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第23回川嶋 舟氏
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第22回吉田 太郎氏
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第21回動物看護業界座談会
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若者へのメッセージ
下薗:最後になりますが、山田先生と金井さんにお伺いしたいのは、これからの若い日本人、特に今グルーミングをお勉強している学生に向けて、ぜひ何かメッセージをいただければと思います。
金井:そうですね。自分自身の目標を持たれたほうがいいと思います。目標に向けて計画をたて、それを実行していくのがやっぱり大切だと思います。 また、経験も重要です。いろいろな所に行って、たくさんの経験をしないと分からないことも多いし、本だけとか、インターネットだけとかではなく、ちゃんと自分で様々なことを経験するという心構えが大切だと思います。
下薗:そのとおりですね。百聞は一見にしかずということわざのように、本で読むのと実際見聞きするのでは全然違うから。では山田先生はいかがですか。
山田:先ほどちょっと申し上げましたが、やはり、世界に通用するグルーマー、トリマーであってほしい・・ということです。 例えばアメリカを経験し、実践的に英語も学び、グルーミングも学び、世界に通用できてと、欲張りであってほしいです。
下薗:本当にそうですねー。
山田:はい。欲張りに勉強していくっていうことは、本当に自分の将来につながるのです。私自身も相当欲張りなので(笑)、そういう欲張り、勉強に対して貪欲であるってことが必要だと思います。
昔はなにか1つ学んで、「これができなかったら次に行けないよ」だったけど、今の時代は「あれもやってこれもやって、それもやってこれもできたらいいな」だと思います。
いろいろ手広くお勉強をするっていう形で、どんどんチャレンジしていって欲しい。さっき金井さんも言ったように、目標を決めて、チャレンジ精神を持って、失敗は成功の元って感覚でやっていければ伸びていくと思いますよ。
下薗:私も同感です。そのような精神で伸ばしていきたいですね、日本の犬の世界も!
山田:ほんとうに。まあ、これから少しずつ変わっていくのではないでしょうか。
下薗:はい。変わっていけるように私たちも若者を教育したいと思っているし、こうやって海外に進出できる学生も育てていきたいなと思いますので、毎年の研修と、そしてまた海外に飛び出す学生が出てきたときには、ぜひともよろしくお願いします。
山田:こちらこそよろしくお願いします。
下薗:本日は本当に、ありがとうございました。
山田、金井:はい。ありがとうございました。