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那須ウマ実習に行ってきました!その②
ぐんと冷え込んだ先週末、第二回のウマ実習に自然環境・動物飼育学科の二年生が行ってきました。
今回は「地方競馬教養センター」での研修の様子をご紹介します。
…間違えました。これは実習前の腹ごしらえの様子(^_^.)
しっかり食べていざ研修です!
まずは管理課長の安立さんから地方競馬教養センターと、そこで研修を受けている競馬の騎手候補生についてお話を伺いました。
こちらのセンターでは騎手の候補生たちが日々ウマと共に学んでいるんです。
地方競馬についてのお話など、初めて聞く事ばかりでした。
そこから厩舎へと移動して、ウマについてのレクチャーが開始です。
ウマの脈拍を測ったり… 胸囲を測ったり…
普段接している小動物とは感覚が違って、体の測定にも一苦労。
それでもウマに触れた学生の顔は笑顔になっています。
続いてずらりと壁に掛けられているのはウマの蹄鉄。蹄を保護するためのカバーです。
ウマに蹄鉄をつける装蹄師さんのお話を伺いました。
ウマ一頭一頭が異なる特徴の蹄をもっています。
そんなウマの蹄を整え、ぴたりとフィットした蹄鉄をつけるのが装蹄師さんの仕事。
学生を見本にどんな風に見極めていくのか教えていただきました。
初めはウマを歩かせ、歩き方の癖を見つけます。
歩いているのは学生ですが、改めて見ると歩き方って個人でかなり違うんですね…
そこからそれぞれのウマを歩きやすくするために、どのように蹄を削ればいいか考えていくんだそうです。
ウマの健康のためにも重要な装蹄ですが、では、ウマの治療は一体どのように行っているのでしょうか?
獣医師の石川さんにお話を伺いました。
ウマという動物は生物学的、解剖学的にも特徴があり、それによってかかりやすい病気があります。
体重が400キロある動物の治療ですから、そこでも様々な工夫をしなければなりません。
右上の写真は手術室ですが、映っている黄色いクレーンで麻酔をかけた馬を手術台まで運ぶんだそうです!\(◎o◎)/
伸びすぎたウマの歯を削る所も見せていただきました。
他にも沢山のことを教えていただきました。
地方競馬教養センターの皆さん、ありがとうございました!
おまけ
講義を受けている傍らで、今年の騎手候補生が作業をしていました。
それでは今日はこの辺で、またね☆